Interview with Masato Sawada
東京、大阪で活動し現在渡米に向け最後の準備期間に入ったダンサーMasato Sawadaへのインタビュー。

ー 自己紹介をおねがいします
はじめまして、Masatoです。今年で22歳、大阪出身です。
ー ダンスを始めたきっかけは?
僕がダンス始めたきっかけは、New Zealandに留学中に知り合った友達のNobuさんがHipHopを教えてくれたのがきっかけです。その時にBreakin'のSix Stepとチェアーも教えてもらい、初めはBreakin'にめっちゃはまってました。New Zealandは田舎町Palmerston Northやったので、周りにDanceを教えてくれる人やダンスをしてる人を知らなくて、一人でずっと逆立ちとSix Stepsやyoutubeでみたムーブを思い出しながら休み時間とか放課後やってました。
最初のころは、唯一他人からダンスを教えてもらう機会はNobuさんからで、彼の家に毎週土曜日に集まってHiphopの振りを教えてもらっていました。それからNew Life Churchで若い人達と出会いその中でダンスしてる人達が居たので彼らとダンスをしたり、IPC(International Pacific College)に彼らと行きダンスをしてるとそこの大学生でダンスをしてる人達とも出会い、一緒に練習したりしてました。
ー これまではどういった活動をしてきたのですか?
NZの高校を途中で抜けて、一年間New ZealandにあるExcel Performing Art Schoolに通いました。
学校を卒業したら、日本に帰ってきてPinokio Crewを友達と結成しました。俺も含めてみんな初心者で、俺以外ダンス歴一年とか初めての奴もいたので大変でした。最初は俺が振りとmixを全部一人で作って振りうつしをしてました。そして、少しづつ一人一人に振りを作ってもらって、それをPerformanceでやったりしてました。最後の方はメンバーのほとんどが一年で振りを作れるようになりました。
だた、大阪で、全く俺たちのジャンルをやっている人達がいなかったので、レッスンには全く行かず、Youtubeで見て学んでました。それに、俺が全く基礎練をしらない人やったので、チームもしないで一年ぐらいやり、基礎練の大切さをしったのはS**t Kingzが神戸で初めてWorkshopするときに、メンバーと話したのがきっかけで、それ以来基礎練を始めた感じでしたw
そして2010年の六月に東京にダンスを学びに来ました。ですが最初の年はバイトが全く見つからないのと、お金がないので、半年はほとんどレッスンにいけず、一人リズムトレーニングとアイソレーションの練習だけでした。 本格的にレッスンに行き始めたのが今年の二月からで、それと同時に東京でD.O.X.(Dance Original Expression)を友達二人と結成し、いくつかのイベントに出させてもらってました。そして来年アメリカに行くために、十月に大阪に帰ってき、来年の準備を今してるとこです。
ー NZと大阪、東京。そしてUSと各地を見てきてダンスの違いなどありますか?
あると思います。やっぱり文化が異なる国なのでダンスに対してのアプローチが国によって違いますし、その国の地域によっても違うと思います。日本はほんと職人肌の人が多く、何かひとつを極めようとします。 練習にはリズムトレーニングやアイソレーションをちゃんとやり、振りうつしをしますし、日本のダンサーさんの練習はほんと武士のようで、アイソレーションやリズムトレーニングを何時間もやったり、一つの動きを細かく正確に練習してます。日本は型にはめて練習するのが好きだと感じます。NZはそこまでがっちり基礎練習はせず、いきなり振りをやる!!みたいな感じでしたw
アメリカのレッスンに行った時もNZのような感じで日本みたいにちゃんとリズムトレーニングやアイソレーションをやった記憶はないです。NZとアメリカによくあるんですが、Hip Hopだからと言って、一つのジャンルにとらわれない柔軟なダンスシーンはやはり日本とは違います。
レッスンでも、あっちはHipHopの振りはhouse、popやコンテンポラリーの要素を入れたりして、ほんと振りの動きが多様で、Creativeです。日本はHipHopでもミドルやNew Jackswing、Jazz Hip Hop、R&B hiphopやGirls HipHopとジャンル別けをはっきりしていますので、日本はHip Hopのこのジャンルを学ぶっていう感じです。 だから日本は、ほんといろんなジャンルのダンスを学べますし、個々のダンスの技術がちゃんとしてるのでレベルは高いです。現に日本にはダンスの世界Championが多いです。
国よってPerformanceも全然違います!NZやアメリカはダンスショーケースの規模がほんと大きいですが、日本の場合はクラブでやるのが多いので、少人数でパーフォーマンスの場合が多いですが、アメリカはエンターテイメントが日本より発達してるので、大きなステージでやる機会が多く、それにちゃんと一般の人達も楽しめるので周りがお金を出します。日本はエンターテイメントというよりもStreet感が強く、一般の人達に向けたというよりも、ダンサーに向けたダンスという感じが強く感じれます。
NZはChuruhでPerformanceをする機会が多いと思います。それに日本と違ってあっちのChuruchは基本大きいく、若い子が多いのでダンスをChuruchでやる事が普通です。パフォーマンスもやぱりエンターテイメント要素が日本よりNZも強いです。
大阪と東京も少しダンスシーンが違います。東京はやはり、流行の発信地なので、いろんな最新のダンス情報が入っていきますしダンスシーンも柔軟です。Creativeなダンスが多いです。アメリカの有名なダンサーもよく東京に来てWorkshopもやりますしAuditionも東京に多いのでチャンスは東京のほうがあると思います。日本のLAみたいな場所ですので、Lessonは、基礎はしっかりしますが、Hiphopでもいろんなジャンルの入った、振りを学べます。大阪は逆で、Old Schoolが根強く流行が入ってくるのがやはり遅れますし、新しいのが定着するまで時間がかかります。でも、その分、一つ一つのジャンルをちゃっかりやるし、次から次と新しい物が入らない分、各ジャンルごとの技術はすごくレベルが高いです。Old Schoolの本質を学ぶにはすごくいい環境だと思います。後大阪は、ストリートでいまだに有名なダンサー達が練習してるのですごく刺激になりますし色々と学べる場が多いです。
ー この先のプランとしてはなにかありますか?
ざっくり言うと、25歳までInternational Choreographerになる事です。それかその時にはむりでも最低その年齢までに、ダンスで食べていけてるようになることです。なれなかったら死のうと考えてます。冗談ですがwwダンスで成功できたなら、発展途上国や貧困街で無料workshopを開催したり、貧困街にスタジオを作りたいです。もとはダンス、特にHip HopやOld Schoolはもとは貧困の人達から始まった文化です。ですがダンスが徐々にお金を持った人達が学ぶ物のようになってきてるように感じます。だから僕は、ダンスを富裕層だけのものにはしたくないです。お金がないからや、環境のせいで学べない、というのが嫌いなので、もっとダンスを、お金をダンスに使えない貧困の人達やダンスをしらない、国にダンスを広めたいです。
ー 注目、尊敬しているダンサーは?
尊敬してるダンサーはいっぱいいすぎて書ききれないんですがw有名なところでKeone Maddrid,Vinh Nguyen,Shaun Evaristo, Breaking TeamのRock Steady Crew,S**t Kingz,GrassHopperのTatsuoさん、Be bop CrewのYoshieさんとSetoさん、Takahiroさん and etc...ダンスを伝えてくれた友人でもあるNobuさん。それとダンスで食べていってるダンサー達全員です。ほんとダンスで食べていくって大変なんで。。。
ー ダンスを通して表現したいことはなんですか?
うーん、ダンスを通して伝えていくですか。。。もしそれがPerformanceやChoreographyだとしたら、その時その時の感情、曲やコンセプトで毎回違うと思いますが、'ダンスで'となると、やはりダンスの楽しさと表現が持つ力だと思います。そしてそれを与えてくれた、ダンスを作った世界一のDesignerであり全てのCreatorであるJesusの事です。自分はまだまだ人間として,Chrisitainとしてダメな欠点だらけの人間で未熟ものですが、それでも、俺にdanceの持ってる偉大な力の一つを自分を信頼し与え、任してくれてたJesusをダンスを通して伝えたいです。
ー 日本には表現者(アーティスト)が、普通に生活していける 文化が無いと思いますか?またもしそうであればどうしたら 解決できると思いますか?
僕は表現者として、物づくりとして生活していくのはどの国に行っても難しい事だと思います。自分が表現したもので人からお金をもらい生活する、それには技術もいるし、センスもいる。だから日本だけ難しい、とかは言いませんし、言いたくないです。なんか悔しいんでw。
ただ、これはダンスシーンに限った事ではないんですが、Fashion,MusicやGraphic Artistといった物作りの人達にもっと社会や、そのジャンルで成功してる人達が、国が場所を、チャンスを与えるべ気やと思います。
Fashionやmusicでいったら海外みたいに、無名の人でも才能があると思ったら肩が書きなんて気にせず、引き上げてFeaturingやCollaborationをもっと積極的にしてあげるとか、上だけでチャンスを回すのではなく下にもっと与えてほしいです。 Commercialな利益に重点を置くのでなく、もっとCreativeに重点置き、そしてちゃんと評価する。それが日本には、そして評価する人達に必要な事やと思います。僕たちも互いに助け合い、自分たちの作った物や、表現をシェアできる場所、自分たちの気持ちをキープし高めていける場所を作るために行動するべきやと思います。 だから今やっていることをあきらめず続ける事やと思います。
最後に、今回、撮影とインタビューの機会を作っていただき与えてくれたHiroさんにほんま感謝したいと思います。本当にありがとうございます。












